「それは「いらない」で始まった/真中あすか 著」(文芸社)
- イラストレーター tomoca
- 2022年4月1日
- 読了時間: 1分
更新日:3月1日

「それは「いらない」で始まった/真中あすか 著」(文芸社)
あらすじ:八畳くらいの和室の真ん中に椅子がひとつ。その椅子には中学生か、もう少し下くらいの女の子が、椅子にまたがって背もたれに腕と顎を置いていた。その傍らでは中年の男女が言い争っている。男は女の子の父親であろうか? とすれば女は母親だと推測できる。「連れていけ」と男は言う。「いらない」と女は叫ぶ。──そうか、この言葉が耳について離れないのだ。
表紙イラストと本文中の挿絵数点を担当しました。